ごきげんよう。ナイストゥミーチュー、コマンタレブー。
ヨコヨシでございます。
自他共に認める(?)、ノリと勢いと少しばかりの思慮で生きている僕という人間が
ノリと勢いだけでブログという媒体に手をつけ始めました。
この令和6年という時代に。
さて、タイトルに「自己開示」なんつー言葉を使ってしまってますが、ブログやってみるのも悪くないかなと思った理由の1つとして、Twitter(X)に流したら確実に疎まれるであろう自分語りや、徹頭徹尾自己満足でしかない趣味トークをやるのに最適なのかもしれない…と考えたというのがあります。
そもそも僕という人間は自分自身の情報を他者にさらけ出すことに、非常に抵抗感を持つ人間だったのでありました。
え?そんなことないだろって?
ペラペラペラペラよく喋るじゃないかって?
そう思ってくれているのなら、それは貴方が僕のことを受け入れようと頑張ってくれている証拠なのだと思います。
僕が貴方に程よく甘えることができている、ということでもありましょう。
今でこそ、この社会の懐(ふところ)はそこまで狭くない、仲間や同志と呼べる人達はいくらでも存在するのだという事実を理解できているので、セルフ開示に対する抵抗感も薄れてきました。
しかし人の趣味、思想、信条というものはそれこそ人の数だけ存在しますし、1つの考えには当然、相反する考えがまたある…というのも事実なのです。人それぞれ、送ってきた人生は違います。残酷なまでにこの世界は広いのでした。
僕自身、中高一貫男子校というニッチな環境で育ってきたこともあり、大学時代の人とのコミュニケーションは本当に苦労した記憶があります。人格形成期において180度違う環境に身を置いていた訳ですから当然なのですが、まだ若かった頃の僕は戸惑いしかありませんでした。
中高で通用していたコミュニケーションはマトモに通用せず、
今まで受け入れられていた趣味、思想は理解されず、
時には容赦なく否定され、傷つき、
女性との距離感もいまいち掴めず。(関係ないか)
一部には僕と似たような波長を持つ人もいてくれたので、友人になることができましたが、
この頃の僕は他人に自分の情報を話すことを極度に恐れていたように思えます。
話したところでどうせ理解されない。
最終的には自分が傷付くだけだと。
気を許せたのはTwitterで知り合ったオタク仲間のフォロワー達だけでした。
プロフィールを読めば同じものが好きな人なんだと一発で分かりますし、初手のコミュニケーションから同じ釜の飯を食えるというか、とにかくとてつもない安心感がありました。
フォロワーがフォロワーを呼び、輪が拡がっていくのが楽しかった。
日常の寂しさを紛らわすかのようにオフ会やオンリーイベントに参加しまくり、孤独から逃げるように生きていました。
自分の考えや趣味を受け入れてくれる、そんな空間の貴重さをかつてないくらい感じていました。
ここ数年行けていませんが、コミケが好きで毎回のように全日参加してた理由もそれですね。
本名も知らない親友ばかりが増えていきましたが、これは決して間違いではなかったと今でも思っています。
生涯の友となってくれるような人達にも出会えたので。
Twitterだけは僕の味方であり、何でも受容してくれると妄信していたように思えます。
知ってる人は知っているかもしれませんが、僕は数年前まで、Twitter上で度々炎上したり、不特定多数から罵詈雑言を浴びせられるなどすることがありました。
「世間でこう言われているが自分はこう思う」ということを素直に発信しただけだったのですが、相反する考えを持った、フォロワーですらない人達からの集中砲火を食らうことも多かったんです。
まぁそれだけなら良かったのですが、僕のツイートのリプ欄で、僕の意見に賛同してくれる人と反対する人とでの二次戦争の火蓋が切られまくってしまい、人同士の争い事を極端に嫌う僕としては精神を磨り減らしていました。
そうなることくらい予想できなかったのか、という意見もあるでしょうが、僕にとってのTwitterは「気の合う仲間内に聞こえるような小声で、独り言を呟くための道具」という認識でしかなく、社会全体に喧嘩を売ったあげくに他者同士の代理戦争を起こさせるもの、などという考えは一切なかったのです。
こうしたことがあってから、先の自己開示恐怖症のようなものがやや再燃してしまった感もあり、
当たり障りない趣味の話や、良いと思ったコンテンツを称賛する投稿はしても、
波風を立てるような批判的な投稿や、議論を呼んでしまいかねない長文のお気持ち投稿などはめっきり控えるようになりました。
それが正しいのか間違いなのかは別として。
…ちょっと重苦しい話になってしまった感がありますが、とどのつまり好きなことを好きなように書くにはこのブログとかいう媒体、ちょうどよくね?と思っただけのことです。
1000人中2人くらいの物好きが読んでくれればそれでいいかな、くらいのマインドでやることにします。
僕という人間が何を考えて生きているのか、
知ってもらうヒントにはなるかもしれません。
「何を考えているのか分からなくて不安になる」
こう言い残されて終わる人間関係はもう二度とごめんなのでありました。
これからよろしくお願いしますね。